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七小町造園のブログです。日々の剪定などで思ったことや失敗談などを掲載していきたいと思っています。

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キンモクセイの仕立て直し

昨年の剪定を3月に延期したものです。このキンモクセイがある場所は奥側が通路で段差が約1mあります。お庭からの高さは4.5mくらいですので、手入れが困難です。今後、手入れをするにあたり、このまま伸ばせば高所作業車などを使う必要が出てきます。高額な出費とならないようにするため仕立て直しをし2.5mくらいに樹高をさげてはいかがですかとの提案を行ったところ、了解が得られました。

棕櫚(シュロ)の伐採

棕櫚というのはヤシ科の木なのですが、年間を通しての管理は枯葉を取るだけですが、年々大きくなります。観賞用としては3mぐらいが限度かと思います。

今回は町内会からの依頼で、倉庫を設置するので設置作業の際、資材搬入の支障とならないようにしてもらいたいというものです。

樹高が1m60㎝なので支障にならない半分の位置でカットさせていただきました。棕櫚は結構重いので処分を考えても2カット必要ですが、1カットにかなりの時間を要します。普通の木と違って、繊維が玉ねぎみたいに何重にもなっているので、チェーンソーでは切れません。資材が搬入されるまで1時間しかないとのことで1カットです。

伐根2本行いました

昨年12月にご依頼のあったお宅ですが、来年から家庭菜園をしたいとのことで、計画予定の場所にある木の切り株を抜いてほしいと伐根のご依頼。

下の根はもう腐りかけています。

こちらはまだ生きているような根です。

実は以前別のお宅で藤を切ってくれとのことで幹を切ったのですが、花壇にしたいので根も除去してもらいたいとの追加依頼でした。

根が縦横無尽に走っていてしかも太く、手探りで除去したことがあります。半日がかりでした。

その時の写真が下です。

根っこがでかくて長いのです。手掘りで苦労しました。

そこで今回は三又を使ってチェーンブロック(1トン)で引き上げました。

Youtubeに映像をまとめました。

2級造園技能士だからできること

この業界、いろいろな仕事をしなければいけませんが、とりあえず現在は庭木の管理ということで剪定をメインの作業をしております。

これまで職業訓練校で習ったのは基礎的なことが中心で、現場では習ったことがない難しい課題が登場します。360度どこでもハシゴをかけられるようなわけにはいきません。

ハシゴをかけて全体を剪定しなければならないのにハシゴをかけることができる場所が180度、残りは擁壁になっていたりすることもあります。最近は木が大きすぎてハシゴの上での仕事ができず、木登りをして剪定することも時々あります。

造園技能士というのは資格の名称で、二級というのは都道府県知事の認定で一級が国家資格となることから、当然一級を目指します。私はそのために勉強しています。

樹木の剪定の上手い下手は多くの樹種の剪定を何本剪定したかによるのかもしれません。剪定の基本を身につけ、庭全体のバランスを考えつつ、統一した剪定が要求されます。

剪定は樹木を刈り込み丸く仕上げるものだというイメージをお持ちかもしれません。ヘッジトリマーという機械を使うのが効率的ですが、ヘッジトリマーの刃を研いでいる人はほとんどいません。形はきれいでも切り口が汚なくなるのが通例。樹木も生き物です。枝葉はスパッと切れる刃物で切ることで樹木のダメージを抑えます。職人さんは刈り込み鋏を使います。そうなると職人歴が長い人がうまく経験年数が浅ければ刈り込みも甘くなります。

そして、玉物(丸く仕上げる樹木)も表面はきれいでも、木の中の枯れ枝まで除去するのは職人さんで素人さんはそこまでの作業はしません。職人さんよりも素人さんのほうが仕事が早いという場合があります。仕事が早いのは腕がいい人とかいう誤った認識をお持ちのお客様もいらっしゃるかもしれません。しかしそうではないと思います。

どの木の剪定でも基本に沿って、虫が着かないように風通しを良くことを考えながら剪定すると時間はかかります。枯れ枝をできる限りとる。しかし、それを全ての樹木に行っては時間がかかりすぎて商売にならない。そこで、職人さんと素人さんの違いが出てきます。どこまで仕事を妥協しつつ終えるかの基準があるかないかなのではないでしょうか。

私の場合、開業当時は3人工の仕事に6日間も費やしたことがありました。それは次回の仕事が楽になるからです。翌年は2日間で仕事を終えることができました。自分なりの仕上げの基準が出来上がりつつあるのかもしれません。

熟練の職人のような全体的な技術はまだ備わってはいないものの、技術が日々進展している手ごたえを感じているところです。

造園会社やシルバー人材センターに勤めれば、時間の制約という条件の中で剪定をせざるを得なくなるはずで、そういった環境で技術を磨くには相当な時間が必要になるでしょう。

一人親方として現在も剪定等を行っておりますが、現在は修行中の身と考え、ご縁のあったお客様の庭を低価格で剪定させていただいております。

熱中症対策としての日除け

今年は新型コロナの影響で高齢のお客様も多いことから6月から仕事を請け始めました。しかし、8月もお盆のころが暑くてへばってしまいました。

お盆期間中、網戸の補修や障子のあり替え等を行い、家の中を風が通るようにと実験しておりました。そこで例年、日除けのネットをするのですが、ネットをするとハシゴ置き場からハシゴを出すのに邪魔になるので、邪魔にならないような日除けを設置してみました。

材料は手持ちのものばかりです。ヨットのストームジブが押し入れにあったのでこれを固定して、上げ下ろしをロープ1本で行います。タープもあるのですが、四角形だと垂直にしか設置できなく庭も見れないので、オーニングのようにならないかと考えた結果がこれです。

日除け
三角形の頂点からロープを滑車へ通し
上の滑車を通し
クリートで結束
家の中から見るとこんな感じです。

狭小住宅に2坪の庭。ここに日除けが欲しいという願望は中々難しい内容。庭は東南なので、三角形の帆を設置したことで直射日光をほとんど一日中さえぎることができました。これだと樹木の枝にかぶさることもありません。

今更ですが暑い日になる前に設置しておけばよかったと反省しています。

熱中症は屋内でもかかると云われますが、家の内部に日光が直接当たらないこと、そして、庭から樹木で冷却された風が入ってくることで防げるのではないかと考えています。そのためにも、樹木の剪定は必要だと思います。最近、剪定を丸く刈り込むものだと思いこんでいるお客様が多いようですが、いらない枝を抜いて風通しを良くすることが第一で形は二の次ではと思いつつ剪定しています。